台東区多文化共生防災まち歩き開催報告

11月19日(日)台東区鳥越二丁目にて「多文化共生防災まち歩き」を実施しました。 

 この活動は、令和5年度台東区民カレッジ地域活動体験講座(多文化共生編)の受講生と鳥越二丁目町会の皆さん、地域に関わる外国人の方々が参加し、一緒に防災視点のまち歩きをおこなうことで、地域の危険箇所や身を守るための情報の入手方法などを確認、共有することを目的としました。 

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 この活動において重要視したのは、外国人とのコミュニケーションです。災害時にしか出てこないような聞きなれない言葉や、見慣れない文字を日本人の参加者がどのようにわかりやすく伝えるか、このコミュニケーションの取り方や工夫を促すために町中に散らばる6つのメインミッションと町全体の消火器の数やAED、公衆電話をくまなく探すサブミッションを用意し、ただ単に災害や防災のインフォメーションを投げかけるのではなく、その情報をもとにコミュニケーションが生まれる仕組みを作りました。 

 そのコミュニケーションの取り方のヒントとして「やさしい日本語」というものがあります。カレッジの受講者たちはこの「やさしい日本語」を実践に移す場としてあの手この手で言葉=想いを伝えていました。 

 外国人の方々も日本語を理解できるレベルは様々でカレッジ受講者、町会メンバー共に苦労されている場面も見受けられましました。実際に大規模な災害が起きれば世界的な観光都市でもある台東区に様々な国の観光客が行き場を失い滞留することも予想されます。 

この取り組みを通して、多文化共生が一歩でも前進したのなら幸いです。 

最後に、この活動は笑顔で包まれた取り組みでした。 

「うまく伝わった!」「全然わかってもらえないなぁ」「いやぁ難しい」 

「おっ!?いまので分かった?」「日本人より気が付くねぇ」 

すべてのコミュニケーションは前向きで、お互いを尊重し合い 

うまくいったこともダメだったことも、みなさん笑顔で楽しんでいました! 

気軽に、身近に、楽しく、レッツボウサイ! 

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