8月も下旬に差し掛かりましたが午前中でも暑さは変わらず、熱中症対策を意識しながら屋外での活動をおこないました。
場所は台東区菊屋橋、町会長を始め防災担当の役員の方や、地域に暮らす高校生や中学生、この地域に暮らしてはいないが近くの学校に通っている高校生、まったく地域とは関りがない学生など、様々な顔ぶれで構成されたメンバーで防災視点を取り入れた地域清掃をおこないました。
町会が管理している防災倉庫の中を見させてもらい、「備えること」と「備えただけではなく、備えたものを使えるようになること」が大切であるというお話もお聞きし、参加者の備蓄に対する意識の向上につながったのではないかと感じました。
この地域は、ほとんどゴミは落ちていない非常にきれいな町です。しかし、目につきづらい場所には、わざわざ隠しているかのようなゴミがあったり、相変わらずタバコのポイ捨ても多く見られました。
タバコを吸えない年齢の子どもたちが、タバコを吸っている大人たちの吸い殻を掃除する…。
さて、今回参加してくれたメンバーの中には、他県から通学のために台東区菊屋橋近くまで来ている学生もいたのですが、参加の動機として勉学のためにいつも通っている地域の町会がどのような活動をしているのか知りたいということと、その活動のお手伝いをしたいという思いからでした。地域の希薄が叫ばれる中、地域に関係する人たちをどのようにして呼び込み、結びつけるか、防災関係人口の増加を目的にしている当団体にとっても、非常に心強く、地域コミュニティの活性化と地域防災の向上につながる取り組みになったと感じています。

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